cock01

ゴルフスイングにおけるダウンスイングの注意点は、
・左腕を外転させながら(ドアノブを閉める方向に腕を回転させながら)、
・右肘を伸ばしつつ手元(グリップエンドを)を落として、
・グリップエンドに対して、ヘッドを相対的に上昇させるのがポイントです。

水平素振りをゆっくり繰り返しながら(ヘッドが、グリップエンドに対して相対的に上昇している事を確認しながら)、徐々に体の前傾角を深めて、最終的には、地面のボールをインパクトしてみると、正しいクラブの動き(腕の動き)が習得できると思います。

***

次に、コックの動きを、一度は意識して体で覚える必要があります。
手首を親指側に曲げる動きのことをコック(コッキング)といいます。左腕とシャフトが、およそ90度の角度を作ります。

腕に無駄な力が入っていなければ、テークバック時に、クラブの重さで自然に手首が親指側に曲がるのですが、日常生活ではあまりない動きなので、最初は、テークバックの初期の段階で、敢えてコックを能動的に入れるレッスンも大切です。
左手(手の平)の小指の下あたり肉wで、グリップを押すようなイメージです。

よくありがちなエラーとしては、左の手首を親指側に曲げているつもりが、実は甲側に曲がっているだけという方が多いです。
ゆっくりとしたスイングで、手首の正しい動きを確認しながら練習してください。

コッキングは、一度体で正しく覚えてしまえば、次第に無意識にできるようになります。

正確にいうと、コックを意識的に入れようとしなくても、トップオブスイングでは、クラブは慣性で動いていて、その時にダウンスイングを始めれば、必然的に腕とクラブの間が90度ぐらいの角度がつくはずです。

***

「スイングモーション(腕の動き)」は、ゴルフレッスンにおける難所といっても良いかと思います。

ただ、正しい腕の動きを習得せずに、いわゆる羽子板のような「すくい打ち」をしていても、意外とシングルになれたりもします。

もちろん、正しい「腕の動き」ができていないと飛距離が出ないのですが(ダフリやすいし)、長年、1つの打ち方を極めれば、飛距離がでなくても方向性で勝負できたりもします。

デフォルトでボギーオンすれば、90で回れます。すくい打ちのベテランさんは、ショートゲームの鬼だったりするので、寄せワン率が異常に高かったりして、それらで10打ぐらいかせげますので、80で回ってきたりします。

それはそれで立派なシングルさんなのですが、、、ご本人も本当にそれで最大限のご満足されているのか疑問です。大きなお世話ですがw

ご自身の潜在的な飛距離はもっとあるはずなのに、「ゴルフは上がってナンボ(スコアがすべて)という金科玉条」にこだわりすぎているかと思います。

たかが遊びといってはあれですけど、せっかくスポーツの中で最大の飛距離を楽しめるゴルフの魅力を、充分に得られていないのは、もったいないと思うんですよね〜。

もし、すくい打ちをなんとかしたいなーと薄々気がつきながら、「自分はもっと飛距離を伸ばせるはずだ、そのためには3ヶ月ぐらいスコアが崩れても我慢ができる」とお考えでしたら、正しい「腕の動き」をマスターされることをおすすめいたします (^^)

***

ただ、90%ぐらいのアマチュアの方は、ヘッド軌道がアウトサイドインになっております。アウトサイドインの軌道だと、ボールが左方向に発射されます。それを嫌って、腕のローテーションを抑えてスイングしている方が大多数です(腕を逆ローテーションすることで、まっすぐ飛ばそうとしております。逆に言うと、アウトサイドインでローテーションをしてしまうと、左に発射して、さらに左に曲がるリスクが増大します)。

正しいローテーションを行なって、最大限の飛距離を得るためには、まずはインサイドインの軌道をマスターする必要がございますのでご注意願います。

次回は、インサイドインについて書いてみたいと思います。