絶賛ダフナリング中のダフナー選手

絶賛ダフナリング中のダフナー選手

ゴルフ関係者の間で意見がわかれる話として、テークバックの始動をあげてみます。

結論としては、肩から動かすのが良いのではないかと考えております。
(肩の回転でクラブを動かし始めて、シャフトプレーン(正確にはグラビティプレーン)に乗せるのが良いと思います)

daf01_1128

 

■テークバックの始動(現状整理)

・手から動かす
テークバックについて、特段意識をしていない初心者の方などは(特にスポーツ経験がなかったりすると)、スイング中に、下半身が全く動かなかったりします。ベランダにほしている布団を、布団たたきでたたくような盤石の下半身の方が多いです。そういった方の場合は、手のほかに動きようがありませんので、手からテークバックを開始しております。

上級者の方で、手の始動を意識される方は、体をコイルのようにねじるために、手から動かして、肩・腰と動かして、ダウンスイングはその逆から動かすイメージを持たれている方が多いようです。
あるいは、テークバックでヘッドをシャフトプレーンに乗せようとして、手でクラブを操作している場合も考えられます。

daf02_1128

・腰から動かす
初心者さんは、上半身と下半身で、捻転差ができていないことが多いです。捻転差がないということは、肩と腰が同時に(同じ角度で)、回転していることを意味します。いわゆるドアスイングと呼ばれる動きです(ドアが開いたり閉まったりしているような、体全体が等速運動的な動きのことを言います)。

上級者さんは、体の中心近く(腰)から回転を始めて、その回転力を利用して、肩および腕(手)を、慣性で放り投げるようなイメージでテークバックをされている方もいらっしゃいます。腰の動きを、意識的にテークバックの途中でロックできれば、捻転差を作りやすいテークバックかと思います。

daf03_1128

・肩から動かす

あまり聞いたことがないかもしれませんが、動きがシンプルなのが良い点です。シャフトプレーン(正確にはグラビティプレーン)にクラブを乗せやすいし、肩と腰に角度がつくので捻転差も作れます。
超上級者さんがよく、「テークバックの途中で、下半身はすでにダウンが始まっている」とおっしゃるんですけど、肩始動だと、ちょっとやりにくいかもしれません。できると超かっこいいのですが(全身の筋肉をMAXに使えて飛距離も出ると思いますが)、練習時間が不足する一般のアマチュアだと、動きに少々安定感にかけるのかなーと。
もちろん、肩から始動しても、上半身と下半身の逆の動きは、作ろうと思えば作れるかとは思います。

daf04_1128

■テークバックの問題点

アマチュアのテークバックのパターンは大きく2つありますでしょうか?

・体全体(特に腰から)テークバックを始めて、クラブがインサイドに入りすぎてしまう。
単純に考えて、テークバックの始動時に、腰から体を右に回転すれば、間違いなくクラブがシャフトプレーンの下に入ってしまいます。
アンダーに入ってしまうと、トップにいくまでに、クラブを手で上げる必要が生じてしまいます。そしてシャフトクロスするのが目に浮かびますよねw

daf05_1128

・手で始動するとスイング軌道が安定しない

シャフトプレーンに沿ってクラブを上げるためには、手でクラブを操作すれば良いのではないか?と思いますけど、理屈はそうですけどー、、、
手先を重点的に使うと、器用なだけに安定感にかけてしまいます。打つたびに、軌道がぶれてしまいそうです。

あるいは、女性の初心者さんによく見られる傾向で、手だけを使って、ヒジを曲げてひょいっとクラブをかつぎ上げる方がいらっしゃいます。手を動きの中心にすると、そういったエラーも起こりやすいので、テークバックを手で始動するのは、あまりよろしくないかと思います。

daf06_1128

 

■ではどうすれば良いのか?

物体を安定的に動かすためには、重心を安定して動かすのがポイントです。逆にいうと、何も力をいれずに物を動かす場合(物を放り投げたりすると)、全体的にぐるぐると回転したりしても、重心の軌跡は、きれいな放物線を描きます。

振り子を正面からみれば、当たり前ですけど振り子の動きをしておりますが、横から見ると、上下の直線運動をしております。
ゴルフスイングも同様で、正面から見ると振り子のような運動ですけれど、横(飛球線後方)から見ると直線運動をしているのが理想的な動きなはずです(重心の動きが安定している証拠です)。

すなわち、テークバックでクラブを直線的に動かそうと思ったら、肩だけを動かして、クラブを直線的に動かせば良いということになります。
(手と腰を動かして始動しても、もちろんかまいませんが、安定性が落ちてしまうのが欠点です)

肩の可動域は、シャフトがハーフバックぐらいまでが限界ですから、その後は腰も回りますし、手のローテーションも行なって、トップまでクラブを持っていくことになります。

daf07_1128

 

手よりも肩の動きの方が単純ではありますけど(パッティングは、器用な手を使わずに肩の回転で行なっていますし)、
でも実際やってみると、画像で確認しながら練習しないと、どこに上げればよいかが分かりづらくて、けっこうたいへんです。

体で覚えてしまえば、スイングの安定感が増すと思いますので、もしよろしければご参考になさっていただければと思います。

***************

daf01_1128

daf02_1128

daf03_1128

daf04_1128

daf05_1128

daf06_1128

daf07_1128