スライスの原因と対策/グリップ(手元)のスピードが減速するとフェースが閉じる

 

スライスの原因は、カット軌道とフェースオープンです。

カット軌道は、切り返しからクラブを後ろ回しにすることで改善に向かいます。

単に後ろ回しにすると、超インサイドアウトのヘッド軌道になってしまいますので、腰を開くことにより、ヘッド軌道をインサイドインに変えることができます。

フェースオープンを改善するためには、ガンマトルク(左手首の猫パンチ)が必要になります。

自己流のスライサーの方は、ダウンスイングで、右手を左手の上に回して、手を返すことにより、ヘッド(フェース)をスクエアにしがちです。

右手の親指を左に向けてフェースを返すのではなくて、右手の親指を右に向けたままシャフトを回すことで(ガンマトルク、左手首の猫パンチ)、フェースが閉じる方向に回転します。

また、インパクト付近でヘッドスピードをあげようとして、手元(グリップ)を加速させてしまう方が多いです。プロや上級者は逆に、インパクト付近で手元(グリップ)のスピードが減速します。

グリップを加速させると、慣性の法則により、ヘッドが置いてきぼりになりフェースが開きます。逆に、減速させると、ヘッドが目標方向に進もうとして、フェースが閉じます。

トンカチで釘を打つように、手首を柔らかく使って、インパクト付近で手元(グリップ)を加速させないように気をつけてください。

イボミプロ。グリップスピードが43.4%も減速している。
ヘンリック・ステンソン選手。
典型的なアマチュアのスイング。グリップスピードが全く減速していない。