まっすぐ飛ばす三原則③ スクエアフェースと飛球法則【ゴルフ超基礎の基礎】

ボールを真っ直ぐ飛ばす3原則は、
①スイングセンター(頭)を動かさずに、
②インパクトの直前直後でクラブヘッドがインサイドインの軌道を描いて、
③クラブフェースがボールに垂直(スクエア)に当たれば、ボールはまっすぐ飛んでいきます。

ボールが飛ぶ角度は、
・飛び出した左右の角度と(例えば、左5度方向に発射等)、
・ボールが飛んでいる途中で、左右に曲がることに分けて考えます。

旧飛球法則といって、一昔前の計測器の性能が低かったころは、ボールは以下の9種類の方向に打ち出されると定義されました。

<旧飛球法則>
例えば、アウトサイドインでインパクトすると、ボールが目標方向の左に発射されて(下図①②③方向)、かつ、フェース角がヘッド軌道に対して右を向いていると、③の方向にボールが右に曲がる(スライスする)。

飛球法則には、旧と新があり、ボールの打ち出し方向が、
・旧の時代は、ヘッド軌道のみに依存していると考えられていましたが、
・新の時代になり、インパクト時のフェース角の向きが、打ち出し角に対する影響が大きいとわかってきました。

頭の体操で、左右と上下の向きを変えてアイアンショットを打っているところを想像すると、
・ダウンブローでインパクトして(ヘッド軌道は上から下)、
・フェース角が、30度上を向いているとしたら、
・旧飛球法則で考えると、ボールが地下にもぐっていってしまうはずです 笑
・新飛球法則(現実世界)では、フェースの向きにボールの打ち出し角は大きく依存しますので、
・フェースが向いている上方向にボールが飛び出します。

<新飛球法則>
ボールの打ち出し角はヘッドスピードにもよりますが、インパクト時のフェース角に大きく依存します。例えばフェースが右を向いていると、ヘッド軌道がアウトサイドインでも、ボールはヘッド軌道よりも右方向に発射されます。

新飛球法則(現実世界)では、ヘッド軌道とフェース角の差分でサイドスピン量を決まります。正確には、サイドスピンなどしておらず、ボールの回転軸が左右に傾きます。フェースが上を向いているほど、スピン軸の傾きが小さくなり、ドライバー等、フェースがあまり上を向いていないと(ロフトが立っていると)、左右のフェース角の向きが同じだとしても、スピン軸の傾きが大きくなり、スライスやフックがより大きくなります(ドライバーは曲がりやすい)。

旧でも新でも、ボールが打ち出された後に、どちらの方向にボールが曲がるのかは(右(スライス)、左(フック))、「ヘッド軌道に対して、フェース角が相対的に左右どちらを向いているか?で決まる」という点に変わりはありません。

仮に、ヘッド軌道がアウトサイドインだとすると(飛球線に対して左10度)、
・フェース角が、飛球線に対して左10度(ヘッド軌道と同じ角度)でインパクトすると、左に発射してそのまままっすぐ左に飛ぶ、
・フェース角が、左15度でインパクトすると、左に発射して、さらに左にフックする(左に曲がる)、
・フェース角が、ヘッド軌道(左10度)よりも右を向いてインパクトすると(例えば、飛球線に対して左3度、ヘッド軌道に対して相対的に右7度)、左に発射して右にスライスする(右に曲がる)。
・アウトサイドインのヘッド軌道は、スライスするフェース角の範囲が広くなるため(左10度よりも右を向いたフェース角でインパクトすると、ボールはすべてスライスする(右に曲がる))、アウトサイドイン軌道はカット軌道といわれ、スライスの大きな原因となります。
・フェース角が、飛球線に対して左10度を向いてインパクトすると(ヘッド軌道とフェース角が同じ左10度だと)、左の林に一直線で、フェース角が左13度とかだと左に巻き込むようにドフックになり、フェアウェイ方向に打とうすると、スライス回転のボールしか打ちようがなくなってしまうのが、アウトサイドインのカット軌道ということになります。