フルショット(コースデビューにむけて)

基本的な考え方、クラブの種類・用語

コースデビューに向けて、最終調整の段階です。フルショットの完成を目指します。

ゴルフは、クラブを14本まで使ってよいルールになっております。練習で7番アイアンをよく使うのは、14本の真ん中あたりの番手だからです。番手(ばんて)というのは、クラブの1本1本の違いを表します。7番アイアンと8番アイアンは、1番手ちがうなどといいます。

フルショットは、すべての番手において(ドライバーでも7番アイアンでも)、原則として、同じようなリズムでスイングします。厳密にいうと、ドライバーは7番アイアンより長いので、スイングの時間(テンポ)は長くなります。

同じようなイメージやリズムでフルスイングしますが、番手ごとに、長さやロフト角が異なるために、1番手違うと、おおよそ飛距離に10ヤードの違いがでるようにゴルフクラブは設計されております。

ロフト角というのは、クラブがどれだけ上(空)を向いているかを表します。

たとえば、ドライバーは、ロフトがあまり上を向いておらず、前へ前へボールを遠くまで飛ばすのに対し、サンドウェッジなどはシャフトが短く、また、50度~60度ほどロフト角がついており、力が上に逃げますので、同じフルスイングをしても、飛距離がでない仕様となっております。

コースで、どのクラブを使えば良いのか? 7番アイアンか9番アイアンを使う

ゴルフはクラブを14本使うことができます。大昔は、貴族の皆さんが、召使い(キャディ)に何十本もクラブを運ばせて、ボールの状況(ライ)に合ったクラブを選択していたそうですが、さすがにそれだと市民のスポーツになりませんので、14本までというルールが制定されました。

色々なクラブを使えるのはメリットですが、逆に、個々のクラブで微妙に長さや重さが異なりますので、練習をつまないと、現実問題として、何種類も使いこなせません。

初心者さんのころは、使うクラブを限定して、例えば、7番アイアンを使うと決めたなら、グリーンの近くにいくまでは、ずっと7番アイアンを使い続ける方式にされると、スイングの再現性が向上して、ミート率がアップします。

ミート率というのは、クラブとボールがどれだけ正確に効率よくコンタクトしているかを表す数字です。例えば、ドライバーは、ヘッドスピードの約1.5倍のボール初速がでるのが最高のミート率で、逆に、ルールで、それ以上のボール初速がでないような制限がかかっております。

また、ミート率をあげるためには、クラブを短くもつことも有効な手段となりますので、ぜひお試しください!

コースでどのようなスイングをすれば良いのか?

コースは練習場と違い、山あり谷あり池ありで、いわゆる理想的な正しいスイングをするのが難しいです。練習場どおりのフルスイングをしたりすると、バランスを崩して転んでしまいかねません。

初心者さんは、(誰しもが通る道ですが)なかなかボールがまっすぐ飛びませんので、フェアウェイといわれる芝生がきれいなホールのまんなかから打たせてもらえません。

山の中腹や谷底から打たざるを得ない場面が多くなります。そのため、あまり大振りをせずに、
・最優先事項としては、頭(スイングセンター)動かなさない、
・8時-4時ぐらいのハーフショットのイメージで、
・体の回転はややおさえつつ、手打ちのイメージで打つのがよいと思います。

ミスをすると慌ててしまって、余計にミスが重なりがちですので、いったん深呼吸をして、体がぶれぶれにならないように(頭をなるべく動かさずに)、落ち着いてハーフショット気味に打ってみてください!

基本の確認、まっすぐ飛ばす3原則

ボールをまっすぐ飛ばす3原則は、
・スイングセンター(頭、厳密には首の付け根)を、構えたときからインパクトまで動かさない、
・インサインドインのスイングプレーンに振り(飛球線後方から見て、構えた時のシャフトの線より上、肩より下をクラブが通る)、
・スクエアフェースでインパクトすれば、百発百中でボールはまっすぐ飛びます。

スクエアにするためには、アドレスで(構えたときに)、フェースをスクエアにし、(正面から見て)左腕とクラブを一直線にセットします。

アドレス時の左手の形を記憶しておき、インパクトで左手の形を再現すれば、スクエアにインパクトできます。

左手の形をなるべく変えたくないので(初心者さんは、一度左手の形をかえると元に戻すのが難しいので)、
・アームローテーションをなるべくせずに、
・コックもあまりいれずに、
・フェースがボールを見続けているようなイメージでスイングしてみてください。

ラグを使って飛距離を伸ばす

ゴルフは、遠くにまっすぐボールを飛ばすスポーツです。最初の最初は、ボールがある程度まっすぐ飛ばないと、どうにもなりませんので、ミート率重視で、手打ち気味に打っていただくことをおすすめします。

頭を動かさないことを、ステーショナリーヘッドなどといいます。電車の駅(ステーション)が動かないといった意味です。

ただ、コース(ホール)は、思ってる以上に長いです。体のバランスがくずれない範囲で、徐々にスイングのスピードをあげていき、飛距離を伸ばしていってください。

飛距離アップするためには、体の回転や二重振り子感が必要となります。左右の足で足ぶみをするようなイメージで、リズムよくヒザの曲げ伸ばしをしながら、上半身と下半身に捻転差をつくります。

下半身リードで、上半身が左にまわり、腕とクラブがあとから続いていきます。

飛距離アップをしようと思うと、体の動く箇所が増えて、スイングが安定しなくなってしまいますが、練習を重ねて、徐々に飛距離とミート率の向上をはかっていってください!

左腕とクラブで二重振り子を作り、手元とクラブヘッドの間にラグ(時差)作るのが飛距離アップのポイントでございます。

コースデビュー、どれぐらい飛ばせば良いのか?

ゴルフコースは18ホールあり、パー72(1ホール平均 4打)が標準的な作りとなっております。

1ホールの平均距離は、男性がおよそ360ヤード、女性が280ヤードぐらいで、4打で回るのが最終目標です。

グリーンに2回で乗せて、パット2回で、パー4です。

360ヤードを2回で乗せるためには、ドライバーで230ヤードぐらい飛ばして、2打目の7番アイアンで130ヤード打てば届く計算になります。もちろん、300ヤードのホールもあれば、400ヤードのホールなどもあります。

最初からパーで回るのは難しいので、直近の目標としては、まずは以下のような飛距離を目指してください。

(男性)ドライバー 150ヤードから180ヤード、7番アイアン 100ヤード
(女性)ドライバー 100ヤード超、7番アイアン 70ヤード

徐々に、方向性をキープしたまま、飛距離アップしていってください。

実践 7番アイアン(安全第一 スイング)

コースデビューを想定して、7番アイアンで100ヤードを打つイメージで動画をとってみました。頭を動かさずに、体の回転を抑え気味にして、腰から腰ぐらいの範囲でスイングするようなイメージです。

体の回転をとめて手打ちにすると、ボールが左に曲がりやすいのですが、
・ボールの手前の地面をダフって5メートルしか飛ばないことよりも、
・100ヤード飛んで、左に20ヤード曲がった方が、はやくグリーンにたどり着けると思います。

頭が動いてダフったり、手に力が入りすぎてドスライスしている例なども、動画内でご紹介しております。

ご参考になさってください。

実践 ドライバー 2打目が打てる場所にボールが飛べばOK

ドライバーショットの実例を動画でご紹介しております。

頭を動かさずに、スイングプレーンを意識して、じゃっかん手打ち気味に、全身のバランスが崩れないようにスイングします。

ドライバーを持つと、1ヤードでも遠くに飛ばしたくなる気持ちはよく分かりますが、逆に、遠くに飛ぶクラブなので、曲がっってしまうと被害が甚大です。

長くてロフトが立っているクラブなので、ゆったり普通に振れば、アイアンなどよりも飛ぶように設計されておりますので、リキまずに大きくスイングしてください。

よくいわれる例ですが、ドライバーショットは、サッカーでいうところの、ゴールキックにあたります。まずは、前線にボールを送り出して、次の攻撃(2打目)につなげられればOKと考えてください。

アイアンショットがクロスボールやスルーパス、くさびを入れるようなイメージとなり、パターが、最後の仕上げのシュートになります。

ドライバーは、ピッチの外にボールがでないように(OBにならないように)、フィールドの半分ぐらいまで進むことを、最初の目標にしてください!

実践 ドライバー クラブを短く持って打つ

ドライバーショットの続きです。ポイントは、頭を動かさない、スイングプレーンを意識、左手でスクエアフェースを管理してください。

徐々に慣れてきましたら、スタンスを広げていき、右への背骨の傾きをほんの少しですが大きくしていきます。スイングプレーンがわずかにインサイドアウトになり、たたきつけるようなスイングを防止できます。

最初は、ドライバーを短く持つのも良いと思います。また、ドライバーは長くて打ちにくいのですが、長いクラブで練習をしていると、7番アイアン等が短く感じられて、とても打ちやすくなります。

初コースのドライバーショットの飛距離は150ヤードぐらいを目標にしていただき、徐々に180ヤード、200ヤード、230ヤードぐらい(女性は180ヤード)を目指してください!