傾斜地のスイング④
傾斜地の打ち方に関して、斜面に垂直に立てという人と、斜面に斜めに(鉛直に)立てという人に意見が割れております。
普通に考えると、ゴルフの世界も、厳しいトーナメントで切磋琢磨しているのですから、理想的なスイングが、「理論」として生き残っていくはずです。
しかし、意見が真っ二つに割れるということは、人によって「体の使い方や感覚が異なるのではないか?」と類推せざるを得ないと思うのです。
そこで、登場するのが「4スタンス理論」であります。
「理論」と言っても、血液型占いみたいな話で説得力はゼロだし、理論体系が証明されているわけでもありません。
ただ、まがりなりもプロと呼ばれる人たちが、影響力の大きいゴルフ雑誌で、堂々と違う内容を主張しているということは、「理論を一本化できない何か」があるのではないか?と思料します。
スイング理論を一本化できない「1つ上のレベル(メタレベル)の体系が隠れている」という仮説がたてられるかもしれません。
4スタンス理論には、パラレルタイプとクロスタイプという分類があります。
例えば、走る時の腕の振り方が、パラレルの人は前後に真っ直ぐに振って、クロスの人は、体の前で斜めに振るような違いがあります(あくまでも状況証拠でしかありませんが)。
椅子から立ち上がる時に、膝下を、真っ直ぐにする人と、カカトを体の方に近づたほうが立ちやすい人がいます。あるいは、文字を書く時に、紙を真っ直ぐにしたい人と、斜めにしたい人がいたり・・
傾斜地の打ち方が大きく2つに割れるのは、パラレルタイプとクロスタイプで、斜面に対する感覚(立ち方)が異なるのではないか?と考えております。
・斜面に垂直に立つ人はパラレルタイプの人で、
・地球に垂直(鉛直)に立つ人はクロスタイプなのではないか?という仮説なのですが、いかがでしょうか??
傾斜地の打ち方は、明日、細かい話をして、終わりにさせていただきます。