傾斜地のスイング⑤
プロと呼ばれる達人の皆さんにおいても意見が異なる「傾斜地の立ち方」に関するまとめです。
限りなくこじつけに近いんですけど、4スタンス理論を用いれば、一応、その理由が説明できます。
パラレルとクロスで、それぞれ立ち方が異なるという仮説でした。
・斜面に垂直に立つ人はパラレルタイプで、
・地球に垂直(鉛直)に立つ人はクロスタイプなのではないか?という仮説です。
屁理屈と言われればそれまですけど、理屈は通っているんですよね〜(反証はいくらでもできるかと思いますが・・)
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あと、傾斜地の打ち方で必ず話題になるのが、打ち出したボールがどちらに曲がるのか?という話です。
例えば、つま先上がりだと、ライ角の関係で、フェースが左を向いてフックするという話です。
仮に右手をフェースだと思って、ロフトを45度ぐらいの角度で机の上に置くとします。フェース面の角度(手の平の角度)をそのままにして、手を上の方に持って行くと(右肘を曲げると)、手の平がだんだん左を向いていくのが分かるかと思います。
まあ、厳密にいえばそうなんですけど、初級者さんぐらいのレベルですと、そもそも真っ直ぐ打つのが難しいのですから、そんなにシビアに考えずに、まずはチョロったりしないように、コンパクトなスイングを心掛けるのが先決だと思います。
4スタンス理論で、パラレルタイプかクロスタイプかを見分ける簡易的な方法に、以下のような方法があります。
手書きで文字を紙に書く時に、
・紙も文字もまっすぐ書く人はパラレルタイプです(斜面に垂直に立つタイプ)、
・紙を斜めに置いたり、文字が斜めになる人はクロスタイプです(地球に垂直(鉛直)タイプ)。
以上で、「傾斜地の打ち方」は終わりとさせていただきます。
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明けましておめでとうございます。2014年もよろしくお願いいたします。