グリップ先生②
グリップの基本には諸説あり、分類すると以下のようになります。
①ウィーク/スクエア/ストロング
・グリップの円周を時計盤に見立てて、何時の位置に親指がくるのか?という分類(スクエアが12時から1時ぐらいです)
②フィンガー/パーム
・グリップを指の根本の方で握るのか?、あるいは、手の平を横切るように握るのか?
③ショートサム/ロングサム
左親指を伸ばす、伸ばさない ・・・等々
時代とともに流行があって、10年ぐらい前ですと、ストロンググリップ(フックグリップとも言います)が流行りました。左指の関節(ナックル)が、上から見て3つぐらい見えるグリップです。
最近は、昔ほど極端なフックグリップを勧める人を見かけなくなりました。
グリップは、手とクラブの唯一の接点でとても重要ですが、例えば「ストロンググリップが良い」とか、丸暗記するのは、あまりよろしくないです。
世の中、アメリカ人のコーチの話を、何も考えずに受け売りしている人が多いのでw、色々なグリップを自分で試して、納得した上で採用するのが良いかと思います。
ただ、まずは初心者さんのうちにマスターしておきたいのは、左手の人差し指で、グリップ(クラブ)を支えられるようにすることです。
左手のグリップがぐらぐらすると、遠心力に耐えられず、スイング中に自分の意思でクラブを操作するのが難しくなります。
また、ゴルフのグリップは、左小指の先のグリップを余す点に特徴があります。
遠心力で地面の方に行きたがるクラブ(ヘッド)を支えるために必要となります。
「グリップ先生」で、グリップを支える感覚をぜひつかんでください。