パット数を減らすためにはショートを減らす(カップに届かせる)

Never up never in(カップにボールが届かなければ絶対に入らない)と分かっていても、オーバーすれば3パットのリスクもあるし、なかなか難しいところです。

そうはいっても、アマチュアはプロに比べると、パットをショートする確率が高いです。同じ距離のパットで、ざっくり2倍〜3倍ぐらいアマはショートします。

特に上りのパットは、返しが下りになると思うと、余計にショートしがちですよね〜

ワンピン(8フィート、約2.4m)のパットをショートする確率は、プロは4%、アベレージ90のアマは11%だそうです。

パットをショートする距離別の確率(プロとアマの違い)

ゴルフデータ革命/マーク・ブローディ著

上りのパットをオーバーすると、返しが下りで3パットの恐怖が浮かんできますが、強気にせめて、ショートする確率を減らしていきましょう〜

逆にいうと、平均90ぐらいのレベルになると、パットのスキルをあげるためには、ショートを減らしていくぐらいしか伸びしろがなくなってきます。

あとは、いわゆるプロラインとアマライン。曲がる(下る)方向にはずすことをアマラインといいますけれど、アマチュアは、約70%アマラインにはずすそうです。

これもプロラインを残すと、次のパットが下りになってプレッシャーがかかりますが、プロラインを残したほうが残り距離が短くなって、長い目でみるとパット数が減るようです(上り下りよりも残り距離のほうが大切。残り距離が短いほうが入る確率があがる)。

ぜひラウンドの際には、パットをショートした回数(確率)、プロアマラインを残した回数(プロアマラインの確率が50%ずつになっているか)を記録すると良いと思います。

それと、パターマットで練習するときには、1パットで2点、オーバーして返しが入れば0点、ショートして2パットなら-1点、3パットは-3点とかプレッシャーをかけて、10回の合計点を徐々にあげていくような練習をなさってみてください (^^)