スライスの原因と対策/アウトサイドインの原因
スライスの主な原因は2つあります。1つはヘッド軌道がアウトサイドイン、もう1つはフェース角がオープンになっていることです。
ヘッド軌道に対して、相対的にフェースが右を向いていれば、新飛球法則だろうと旧飛球法則だろうとスライスします。
たまに誤解して、「ゴルフスイングは、クラブを手でもつ円運動なのだから、ヘッド軌道はインサイドインに決まっている」と思ってる方がいらっしゃいます。
大きな意味ではそうなんですけど、ここではボールをインパクトする直前直後の話をしております。
しかも、インやアウトの角度は、右5度、左5度とか、肉眼では分からないレベルの精度の話をしております。
また、インやアウトという用語は、飛球線後方から見て、インは下、アウトは上にクラブがあることを意味しますので、その点もご認識いただければと思います。
スライスの原因2トップの1つ、アウトサイドインはなぜ発生してしまうのか?
5つあげてみました。
・アドレスで右を向いている
・テークバックの捻転不足(手だけひょいっとあげている)
・オーバースイング
・切り返しから手で打ちにいっている
・上から下にたたきつけるイメージでスイングしている
根本的な原因は、右手の手のひらを、上から下にひっぱたくイメージでスイングしているからかと思います。
切り返しで慌てずに、背中のほうからまーるくクラブをおろしてくる練習をして、インサイドからボールにアタックできるようにしてください。